Google Antigravity Codelab体験記:AIエージェントチームを指揮する未来

Google Antigravity Codelab 完全ガイド インフォグラフィック

先日公開された Google Antigravity のスタートガイド (Codelab) を読みましたか?

これ、単なるツールの紹介ではなく、「AIエージェントチームを指揮する」 開発スタイルへの根本的な変革を感じさせる内容でした。

この記事では、衝撃的な新機能と、それがもたらす爆速の開発現場について紹介します。


1. 「完了まで待つ」時代の終わり:ミッションコントロール

これまでのAIコーディングアシスタント(Copilot系)は、チャットで指示を出し、AIがコードを書くのをリアルタイムで眺めて待つ必要がありました。

しかし、Antigravity は違います。 「エージェントマネージャー (Mission Control)」という画面で、複数のエージェントを同時に、非同期に走らせることができます。

GitHub Copilot Workspaceなど類似ツールも登場していますが、Antigravityの特徴は**「動作を証明するアーティファクト」**を生成する点です。

未来の並列開発:
  • エージェントAに「認証周りのリファクタリング」を指示
  • エージェントBに「決済APIのテスト作成」を指示
  • エージェントCに「依存関係の更新」を指示
これらを同時に投げっぱなしにして、開発者は「アーキテクト」として全体の進捗を管理する。これが「開発のスループット」を次元の違うレベルへ引き上げます。

2. 「動いたはず」を許さない:アーティファクトと信頼のギャップ

AIにコードを書かせたとき、「本当にこれバグ直ってるの?」「UI崩れてない?」と不安になり、結局人間が詳細にチェックする…という経験はありませんか?

Antigravity は、この「信頼のギャップ (Trust Gap)」を埋めるために 「アーティファクト」 を生成します。

  • Task Lists: 作業前に「こういう手順でやります」という計画書を提示。
  • Browser Recordings: これが凄い。Webアプリの操作を動画で録画して提出してくれます。「テスト通りました」というログだけでなく、実際に動いている様子を視覚的に証明してくれるのです。
  • Walkthrough: 作業完了後に、「何を変更し、どうテストしたか」をまとめたレポートを作成。

「コード書きました」だけでなく、「動くことを証明しました」までを自律的にやってくれる。これが Antigravity の真骨頂です。

3. 実践的なユースケース

Codelab では、以下のような実践的なチュートリアルも用意されています。

  • Python + Flask での動的ウェブサイト生成: ゼロからのアプリ構築。
  • 単体テストとモックの生成: 地味だけど面倒なテスト記述を丸投げ。
  • ブラウザ操作の自動化: エージェントにブラウザを使わせて情報を集めさせる。
⚠️ 機密情報の取り扱いに注意: AIエージェントにコードを任せる際、APIキーや認証情報などの機密データが含まれないよう .env.gitignore で適切に管理しましょう。

まとめ:今すぐ体験すべき理由

この Codelab は、単に新しいツールの使い方を教えるだけでなく、「AI時代のエンジニアはどう働くべきか」という問いへのGoogleからの回答のように感じました。

  • Planning (計画)
  • Coding (実装)
  • Browsing (調査/検証)

これら全てを自律的にこなすエージェントを指揮する体験は、一度味わうと戻れなくなるかもしれません。

次へのアクション:実際に触れてみる

最初の一歩: まずは以下のCodelabを流し読みして、特に「Workflow」や「Artifacts」の概念を確認してみてください。AIが「ただのチャット」から「頼れる相棒」に変わる瞬間が見えるはずです。

[Google Antigravity のスタートガイド | Google Codelabs](https://codelabs.developers.google.com/getting-started-google-antigravity?hl=ja)